こんなときって110番?

警察に通報するときってどんな時?のHOW TOブログ

                   これって110番すべきことかな? 警察に相談するときって、どうすればいいの? そんな時の参考になればなと思います。

身近な生活に密着した事件を扱う、生活安全課

「生活安全課」

 

と聞いて、パッと何が連想できますかね?

 

私は警察になる前は

正直、何のイメージもなかったですね<汗

 

一般の人から見れば

意外と刑事さんと見分けが付かないかもですね。

 

 

◇有名なのは少年係とサイバー犯罪対策

 

少年犯罪の事件を扱うのは

生活安全課に所属する警察官です。

 

少年犯罪はご存知の通り

大人と同じように裁くわけにはいきません。

 

また少年犯罪を未然防止するのも

仕事のうちなので

深夜徘徊している非行少年の補導も行っています。

 

刑事課はこの犯罪防止が

厳密にいえば業務内にはありません。

犯人の検挙がお仕事ですからね。

 

生活安全課は防犯保安が仕事に入っています。

 

そこが大きく違うところですかね。

 

また、サイバー犯罪

まぁ言葉自体はもう浸透してますよね。

ですがこの犯罪が出始めたばかりの時は

警察側も体制を整えるのに苦労しました。

 

刑事課には普遍的な犯罪の対応がありますので

より専門的な犯罪を、生活安全課が担います。

 

ストーカーの取り締まりも生活安全課ですね。

 

現在はSNSによるネット犯罪も増えていますので

時代によって現れる特殊犯罪のエキスパートが

生活安全課と思ってください。

 

そして風営法

夜のお店の営業に関する取り締まりもします。

 

 

◇とにかく専門家になる部署

 

警察内部にいた時も思っていたことですが

生活安全課はエキスパートです。

 

もちろん刑事も交通もエキスパートですが

範囲の狭さで言えば生活安全課が一番です。

 

少年係なら少年法に関するエキスパート。

サイバーならサイバー特化。

保安、風俗営業、古物法・・・。

 

早い話、ディープさで言えば

警察内でもかなりディープな法律を学びます。

 

超大変そうでした<汗

 

少年係というのが

目指す人多いんです(特に女性)

 

少年の犯罪を減らしたい

 

そういう志を持った人が多いです。

そんな警察学校生に教官はあっさりと

 

「警察辞めて教師になったら?」

 

って言います。

 

ひどいですよね(笑)

志持った若者に、応援ではなく否定。

しかし、現実を見ると簡単ではないと

気づかされました。

 

少年犯罪を防止したくとも

警察がその少年と会えるのは

夜間の徘徊中か犯罪をした後か・・・

 

更生させるなら

学校の教師の方が生徒と接する時間を

もっと取れます。

 

もちろん、そんな中でも

少年と真摯に向き合い

信頼を積み重ねていって

見事更生させた人もいます。

 

それはもう、自分の時間を削って・・・

 

 

また、虐待やDVも扱います。

これが精神的にきついです。

 

テレビや新聞などのマスコミでは

まずは表面的な虐待を報道しますよね。

子供に手を挙げた、育児を放棄していた等。

 

その次に、ストーリ化と呼ばれる

家庭環境やら経済状況の報道をします。

 

警察はそれらをダイレクトに

本人たちから聞きます。

 

まぁこれがきつい。

 

向こうも必死なので訴えてきますからね。

ただのどっちが悪いとか

何が犯罪とかでバッサリと切りきれないのが

生活安全課の難しいところかもしれません。

 

 

◇現役時代の思い出

 

生活安全課に所属していた人たちは

刑事課とは全然違う人のイメージです。

 

内容としては逮捕したり捜査したりと

同じように見えますが

刑事と違って強面さんは少ないですね(笑)

 

例えるなら、インテリさんが多いです。

偏見と言われそうですが、会ったことのある

生活安全課の皆さんは

細かく難しい法律を熟知しているので

雰囲気からそう感じました。

 

刑事課で言えば知能犯係と同じ匂いがします。

 

そして、新しい犯罪に対応するため

古い慣習には囚われていないせいか

警察あるあるのパワハラは少ないです。

 

まぁ、ここは女性警察官も多いから

生活安全課はそうなっているのかもしれません。

 

なので、刑事課の雰囲気が嫌いで

生活安全課を選んだ人もいました。

刑事課はまだまだ男社会ですからねぇ。

 

◇少年係が主役の漫画「シバトラ

 

シバトラ」 [原作]安童夕馬 [作画]朝基まさし 

講談社 週刊少年マガジン 2007-2009連載

 

原作者は数多くンペンネームを持つ

金田一少年の事件簿」「探偵学園Q」の人ですね。

 

少年係所属の警察官が主人公です。

小池徹平さんでドラマ化もされてますね。

 

興味あれば読んでみてください。

 

それでは!今回はここまで!

 

「子供たちのおやつに葡萄を与えてみた」の写真[モデル:あおみどり]

 

 

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運営者:こんなときって110番?(SEC110)

初出掲載:2020年10月31日

伊藤健太郎さん、ひき逃げで逮捕

テレビもネットニュースも

この事件でいっぱいですね。

 

今を時めく俳優さんだけに

ショックも影響も計り知れませんね。

 

 

さて、ひき逃げが悪いのは

誰がどう見てもわかりますが

ひき逃げの現場を見てしまった時

取るべき行為はどうすればいいのかを

今回はお話したいと思います。

 

 

◇ひき逃げを目撃した!?

 

交通事故を見かけるなんてあまりない・・・

とはいいつつも

事故は日常茶飯事で発生しています。

 

いつ目撃者になるか

正直分かりません。

 

「あ!」

 

と目の前で事故を見かけたら

まずどう行動するでしょうか。

 

 

1.まずはとにかく安全確認

 

これは自分のですね。

道路上で目の前に事故となれば

まずは車を止めないといけません。

 

しかし不用意に車を止めてしまうと

後続車にぶつかられて二次事故が発生するかもしれません。

 

慌てて車外に出るのも論外ですね。

後続車にひかれる可能性があります。

 

事故を目撃すれば

まずは安全な場所に車を止めます。

後続車がいなければ

ハザードをつけて端に停めましょう。

 

 

2.人命を優先する

 

安全を確保したら

ケガ人がいないかを見に行ってください。

 

ここで通報を優先すべきとの

意見もありますが

通報してても情報を求められるので

まずはケガ人がいないか見てください。

 

ケガ人がいる

もしくは意識を失って人が倒れている。

 

この場合は即刻

119番通報救急車を呼んでください。

 

通報の優先順位ですが

ケガ人がいる場合はとにかく救急車です。

 

交通事故は警察へ通報するものですが

ケガ人がいれば

救急車を優先してください。

 

■ここでワンポイント

 

「ケガ人は動かしちゃダメ?」

 

凄い出血や骨折の疑いがあるけが人は

無理に動かしちゃダメ

これは常識ですよね。

 

ただ、道路上にそのまま

ケガ人を置いてて大丈夫なのか?

という問題もあります。

 

交通量が多く

二次事故の恐れがある場合は特に

難しい問題です。

 

なので、まずは可能な限り

安全確保として

車をバリケード代わりにしたり

人垣を作って安全を確保しましょう。

 

しかしそれができない状況もあります。

 

その時は、必要と判断して

ケガ人を移動させてください。

 

まぁ、この辺りは

119通報時にアドバイスをもらえます。

判断に迷えば

周りの状況をとにかく伝えて

指示を仰いでください。

 

 

3.可能な限りの犯人の証拠を

 

事故を見かけた際

普通は事故を起こした運転手も

現場にいるはずです。

 

しかし、今回のように

逃げ去ってしまう人もいるのが現状です。

 

ただ、もし現場にあなたしかいなかったら

まずは人命優先です。

 

ここはお願いいたします。

 

しかし、他にも人がいて

ケガ人を任せられる場合

逃げ去る犯人をそのまま見過ごすのは

悔しいですよね。

 

まずはスマホ・携帯で撮影を試みてください。

 

ナンバープレートが写っていれば

ほぼ犯人の特定は可能です。

 

ナンバープレートが写っていなくとも

車種、色などの情報があれば

かなり大きいです。

 

 

ちなみに今回のケースのように

車で追いかけるのはどうでしょうか?

 

正直言えば、おすすめはできません。

 

70代の男性運転手が

追いかけたとのことですが

相手は事故を起こしたばかりの

気が動転した人間の運転車です。

 

しかも車で追いかけるというのは

運転テクニックを相当求められます。

 

犯人を追いかけて

また別の誰かをひくなんて

そんな悲劇は絶対に避けなければなりません。

 

まぁしかし

今回は見事に説得しているので

すごいです。

 

ひき逃げは絶対に逃げきれません。

 

車を購入する際に

しつこいほど保有者登録をしていますし

ぶつかれば微量ながら痕跡が残ります。

 

そして防犯カメラはもちろん

車載カメラが増えた昨今

映像証拠も豊富にあります。

 

交通事故は気を付けていても

起こってしまうものです。

 

その際に、逃げるというのは

ただ必要以上に罪を重くするだけの

無意味な行為です。

 

気が動転していたなら

なおさら運転してはいけません。

 

分からないなりにも

相手のケガの有無と110番通報をしましょう。

 

それが運転する人の義務です。

 

「深夜の交差点を走り去る自動車」の写真

 

 

つかみかかられたので、押した・・・すると階段から落ちて・・・

熊本県警 宇城署 2020/10/24発生

 

罪状「傷害致死容疑」

 

酒に酔って暴れていた知人を

迎えに来た男性は

口論となり、つかみかかられたところ

両手で押したところ

二階の階段から落ちた知人は

頭部外傷により死亡したもの。

 

 

読売新聞 WEB記事より引用

 

------------------------------

 

 

今回は傷害致死です。

 

一見して、人を殺してしまった=殺人

と見える側面もありますが

今回の場合は殺人には当たらないのは

皆様もご存知の通りですね。

 

殺人の争点は何と言っても

「殺意があるかないか」

これにつきますね。

 

ただ、今回は階段が後ろにあるという

「一歩間違えば死んでしまう可能性」

が十分考えられるので

裁判ではそこが詰められそうですね。

 

 

このケースでは知人同士のようですが

これが他人同士だとどうでしょう。

 

ましてや男女と性別も別々で

酔った男性が女性を無理やり襲っていたら?

 

ここで考えられるのが「正当防衛」です。

 

ざっくり説明すれば

犯罪行為によって被害を受けそう

もしくは受けている場合

それから逃げるために行った違法行為は

罰しないというものです。

 

イメージしやすいのは

相手が暴力を振るってきたので

逃げるために突飛ばした等ですね。

 

ここで気を付けるのが

過剰防衛にならないか、

要はやり過ぎではないかです。

 

素手で襲ってきた相手に

棒や武器で必要以上に攻撃して撃退する場合

やり過ぎと思われますね。

 

もちろん、男女の差など

年齢の差など、考慮はされます。

 

しかし、酔って絡んできた相手を

暴行するのも、ましてやケガさせるのは

やり過ぎだと判断されます。

 

酔って絡んでくる程度は

違法ではないので<汗

 

腕をつかんでくるなど

暴行にあたったり

「言うこと聞かないとひどい目に遭わすぞ」

など脅迫があったりすれば

もちろん別です。

 

違法行為によって

被害を受けそうなので

逃げ出すための押したり噛んだりは

正当防衛です。

 

ただ、逃げた後は110番してください。

 

悪質な相手だと

自分が被害に遭ったと警察を呼んで

相手の特定をしようとする輩もいます。

 

110番で事情を話して

訴える、訴えないにしろ

そういう危険人物がいたという情報は

警察にとっては無論重要情報であり

二次被害を防ぐ情報にもなります。

 

 

さて、正当防衛の話になったので

もう一つ。

 

正当防衛で相手を死亡させた場合は?

 

あまりないケースと思いますが

過去の判例ではいくつかあるようですね。

 

日本は比較的平和なので

拳銃で狙われたから先に銃を撃ったなどという

アメリカンな事件は聞かないです。

 

ですが、女性が男性から

襲われる(強姦されそうになる)

この場合に、相手の男性を殺してしまった場合

これはどうでしょうか?

 

まず、殺意を持って殺した場合は

過剰防衛です。

 

気持ちとしては女性側は

納得しづらい部分ですが

殺害まで及ぶのは過剰となります。

 

ただし、相手の違法行為が

強姦のみであった場合です。

 

ナイフや武器を持って脅している場合は

殺される可能性が考えられます。

この場合は過剰防衛には当たりません。

自身も死ぬ可能性があったのですから。

 

それ以外で正当防衛として

認められる可能性があるのは

殺意のない、偶発的に相手が亡くなった場合です。

 

偶然、後ろにあった机の角で

頭の打ちどころが悪く死んでしまった等

突飛ばさなければ自分に被害が及んでいた

それを跳ねのけた行為だけをしたが

偶然、それにより相手が致命傷を負った。

 

この場合は正当防衛と認められるようですね。

 

 

しかし、この正当防衛は

どうにも曲者で

警察官でも頭を悩ませます。

 

主に法律のテストで(笑)

 

現場では正当防衛の言葉だけ知ってて

無茶苦茶する人がいるので

それは違うとバッサリ切ります。

 

「この木刀で生意気なガキをぶったたいてやる!!」

 

そう意気込んでいたおじいさんがいました。

暴走族風のやんちゃ小僧たちが

家の近くの公園でバイクをふかしてて

夜も眠れないとの通報。

 

「相手は人数が多いからこれで身を守って・・・」

「おじいちゃん、それダメだからね」

 

急に襲われるから正当防衛なのに

自ら相手をボコボコにする気満々で

武器を用意していくのは、アウトです。

 

騒音苦情も110番で対応できるので

警察に任せた方が無難です。

 

さて、それでは今日はここまで!

 

1対1の戦いのイラスト(棒人間)

 

 

男性がビルから飛びおり、その下に女性がいて・・・

大阪 梅田  2020/10/23

 

商業施設のビルから

17歳男子高校生が飛び降り

下を歩いていた19歳大学生の女性と

ぶつかったもの。

 

男性はまもなく死亡。

女性は意識不明の重体。

 

Yahooニュースより引用

 

----------------------------------

 

 

痛ましいニュースです。

 

しかし、警察にとって自殺は必ず取り扱う事件です。

 

今回のような自殺に巻き込まれた

被害者が出る場合もあります。

 

そして、110番することで

止められる自殺もあります。

 

 

◇警察でよく扱う自殺

 

まずは薬を大量服用する自殺が多いです。

これは同居人や、本人からの110番が多いです。

 

次は死ぬと言い残して

ふらりと家出するパターンです。

動ける警察官総動員で探します。

 

電車の飛び込み。

悲惨な自殺方法で知られていますね。

ダイヤも乱れて、清掃にも時間がかかります。

 

「そして遺族には莫大な請求がくるんだよね?」

 

これに関してですが

正直に言えば、実際は分かりません。

なぜかと言えば

民事裁判で争われるため

「電車が遅延したから賠償しろ」と

裁判を起こす人がいれば

可能性はあります。

 

そして、可能性があるだけで

実際にそこまでの裁判があったかと言われると

あまり聞いたことないですね<汗

 

鉄道会社が賠償責任を遺族に求めるというのも

あまりないようですね。

 

これは人道的な理由から見て

大企業が遺族に・・・というのがあるからでしょう。

 

次に首つり。

これは思ったより結構ありますし

自宅でドアノブに・・・

というパターンもありました。

 

そして飛び降り。

 

この飛び降りのやるせない所ですが

飛び降りを覚悟した人は

一様に、自身の身分証を

ポケットか飛び降りる場所に残します。

 

 

◇不審に思えば110番

 

自殺を止める110番として

不審に思ったら、というのが重要です。

 

「え?あんな屋上に人が・・・」

という感覚で結構です。

自殺の恐れもありますし

不法侵入の恐れもあります。

 

110番では匿名でも行えるので

ご安心ください。

 

また、友人と連絡が取れない

会社に今日無断で欠勤している等

これらも110番して自宅を確認することもできます。

 

現役時代でもありましたが

自宅を確認し、必要に応じて

大家などに連絡を取るなど

警察が入れば、安否確認ができます。

 

これはやはり警察が行えることなので

早期の安否確認は110番してください。

 

 

自殺、と言いつつも

理由を調べていけば千差万別です。

 

生活苦により、もしくはイジメ

仕事がうまくいかない等

 

これらは見ず知らずの相手よりも

同じ職場、もしくは同居人だからこそ

見えるものがあると思います。

 

 

警察は、自殺を止めることはできても

根本的な解決は

本人とその原因が向き合わなければなりません。

 

 

この世から一つでも多く

自殺がなくなること

 

そして、自殺による

二次被害が出ないことを切に願います。

 

 

殺虫剤混ぜたマヨネーズで、カラスを7羽殺した

宮城県警 仙台南署  2020/10/20書類送検

 

罪状「鳥獣保護法違反疑い」

 

自宅近くのゴミ集積所の

カラスを駆除しようと思った男性は

殺虫剤を混ぜたマヨネーズをかけた

コロッケを置いて

カラスに食べさせて7羽を殺した疑い。

 

男性は

「カラスを殺駆除するのが法律違反とは知らなかった

とのこと。

 

読売新聞 WEB記事より引用

 

-----------------------------------------

 

 

さて、今回は鳥獣保護法ですね。

 

まぁ、自力でカラスを殺処分とは思い切った方です<汗

 

この記事を見て驚いた方の方が多いですね。

カラスは害獣のイメージですし

駆除するのが違反だとは思いませんよね。

 

罰則としては

一年以下の懲役又は百万円以下の罰金

となる可能性があります。

 

「え?駆除って違反だっけ?駆除業者いるよね?」

 

もちろんいます。

そして業者の皆さんは各市町村の長から

許可をとってやっています。

 

この鳥獣保護法ですが

例外とされている動物もいるようです。

 

ニホンアシカ・アザラシ5種・ジュゴン以外の海棲哺乳類

いえねずみ類3種

 

いえねずみはセーフです。

まぁ、衛生的にも駆除しないと不安ですもんね。

海棲哺乳類は漁師さんたちを守るためですかね?

漁で網に巻き込まれるとか

事故が多そうですもんねぇ。

 

例外が以上なので

それ以外の動物を許可なく殺せばアウトです。

もちろん状況による情状酌量はありますけどね。

クマに襲われたから殺したとか

そういう場合ですね。

 

◇警察官は動物の死骸があれば確認する。

 

はい、時々110番で動物の死骸があると言われます。

これは本来は市役所などに窓口がありますが

知らない人や時間が夜中だったりすれば

警察に110番として通報が入ります。

 

そして警察が動物の死骸を回収する際は

事件性がないか確認します。

要は人為的に殺されていないかどうかです。

 

鳥獣保護法違反はもちろんですが

エアガンやナイフで動物を殺している人物って

まぁ早い話、危険人物ですよね

 

冒頭の駆除したいというより

愉快目的なので、エスカレートする恐れがあります。

 

それがないかを見るのが警察の目的ですね。

 

◇野生動物じゃなくてペットだと?

 

さて、冒頭の男性は

殺虫剤入りマヨネーズをかけたコロッケで

カラスを殺しましたが

このコロッケをペットの犬や猫が

間違って食べて死んだらどうなるか?

 

可能性で言えば

器物損壊に問われる可能性がありますが

これはペットを殺してやろうという

意思が必要になるので

今回の場合だと薄いですね。

 

ただ民事で争われると

どうなるかは分からないので

不用意にそう言ったコロッケを

置くのはやめた方がいいですね。

 

◇卵もダメですよ~

 

鳥獣保護にはしっかりと

動物の卵も捕獲はダメとあります。

お子様が勝手に家に持ち帰ったりしないよう

気を付けましょう。

 

物語ではよく見る

野生動物を拾ってペットにする行為ですが

厳密に言うとそれもアウトですね。

 

まぁ、それを警察がいちいち

捜査しているかというと

していないですがね<汗

 

だって野生動物を拾ってきたかどうかなんて

見続けていないと分かりませんし

「ペットなんです」

って言われたら、へぇ~としか言えませんしね。

いちいち拾ってきたかとか

鳥獣保護法に違反しないかなんて

警察は気にしません。

(希少動物とかは別ですけどね)

 

なので、やはり本腰を入れるとしたら

野生動物を理由なく殺している場合です。

 

これは人道的にも

許せない行為ですしね。

 

カラスが生活するうえで邪魔だったり

農家にとっては生活に支障が出るので

駆除する選択をとりはしますが

ゴミを荒らすから殺すというのは・・・

その前に、ゴミを荒らされないネットや

鳥よけをするのがいいですね。

 

殺さずに済むなら

そういった道を選びたいもんです。

 

では!本日はここまで。

 

「徘徊中のカラスさん(鳥)」の写真