こんなときって110番?

警察に通報するときってどんな時?のHOW TOブログ

                   これって110番すべきことかな? 警察に相談するときって、どうすればいいの? そんな時の参考になればなと思います。

白バイ隊員だけじゃない 交通課

さて、刑事編に続きまして

本日は交通課の紹介です。

 

白バイ隊員のイメージが強いですかね?

 

かっこいいですよね

交通機動隊というこれまたかっこいい名前で

選ばれし警察官しかなれません。

 

訓練の中には大型バイクで200キロ以上走行を

しなければならないとか・・・

う~ん、私は無理ですね(笑)

 

 

◇交通課のお仕事

 

さて、そもそも交通課では

どんなお仕事があるのか。

 

ざっくり言えば

・交通指導

・交通捜査

の二つに分かれています。

 

警察内では指導係と事故係と呼ばれてますね。

 

あとは

・交通総務

・交通規制

・交通管制

と、色々あるのですが

運転免許でお世話になったり

露店を出したいための許可やら

事故が起きた際の道路事情把握を行う等を

それぞれしています。

(超ざっくり説明)

 

最初に説明した係と違って

この後半の係はかなりの専門性を必要とします。

 

なので、交通課のベテランさんが所属できるところです。

 

まぁ、交通総務で免許の対応をしたいのが夢という

警察官は少ないでしょうしね<汗

 

なので、交通課を目指す人は

 

・白バイに乗って悪い奴を追いかけたい!

交通違反をする奴を許さない!

・ひき逃げ犯を絶対に逮捕してやる!

 

このような熱意を持った人が目指します。

 

 

◇交通指導

 

指導をするということで

交通違反の取り締まりを主に行います。

警視庁だと執行課ですね。

 

違反切符はもちろん

飲酒運転の取り締まりや

スピード違反の取り締まり

警察署によっては駐車取締りもここです。

 

そして取締りだけでなく

交通安全教室もここで行う警察署もあります。

幅広いですね。

 

まぁしかし、大変なお仕事です。

交通違反切符を切るというのは

一般市民の方からはどうしてもマイナスイメージを

持たれてしまいます。

 

まぁ、交通違反と言われても

裁判だの逮捕だのはされず

高い罰金を払うはめになるし

ゴールド免許はブルーになって

自動車保険に不利になるし

 

違反を取り締まる警察に

文句をついつい言ってしまいますよね。

 

なので指導係の皆さんは話術がすごいです。

 

まぁ、毎日のように

違反者と口論を繰り返していれば

そりゃ達者にもなりますよね。

 

さて、裏話というほどでもないですが

こういった交通違反切符と

切っても切れないのが

取り締まり方への批判です。

 

「あんな場所で隠れながら取締りしやがって」

「あそこで取り締まる意味あるの?」

「ただの点数稼ぎだ!」

 

まぁ、特に隠れながらという

部分が、陰湿に見えるのでしょう。

 

と言っても、交通課の皆さんは

別にわざと隠れているわけではありません。

 

スピード違反の機材を通行の邪魔にならない程度に

堂々と置いて

道路に姿を現しています。

 

でもまぁ・・・あらかじめ

「違反取締りしますよ~」

とドライバーに伝えれませんし

車で走っている人からすれば

交通課の人たちは急に現れた

嫌な取り締まりの人たちですよね。

 

そして取締り場所に関してですが

当たり前ですが

違反が多い場所で取締りをします。

 

 

よくスピードを出しちゃう場所なんだよねぇ。

 

そういうところを、的確に交通課の人は

熟知しております(笑)

 

そりゃ違反者からすれば

腹立たしいことですよね。

 

こう言っては何ですが

指導係の強者たちは

今更、切符への文句の一つや二つは

ビクともいたしません。

 

そして、駄々をこねすぎて

逃げたり、歯向かったり、違反切符に署名しなかったら

余計めんどくさいことになります。

 

そして恐ろしいことに

指導係の皆さんはそうなるとテンションアップします。

 

交通違反は本来

窃盗などと同じく犯罪行為の一つです。

交通法規を違反しているのでね。

 

ですが他の犯罪と同じように

いちいち逮捕して裁判してたらキリがないので

交通切符という簡略した形で

罰金を科しているようなもんなんです。

 

その交通切符が納得いかない場合は

裁判にて争われます。

 

本当に違反をしていない場合は

裁判にて無実を証言すべきです。

 

ただ、違反しちゃってたらどうしようもありません。

時間をたっぷりかけて罰金になるだけです。

 

違反切符をきられた際は

素直に従うしか道がないです<汗

 

 

◇交通事故捜査

 

こちらは想像しやすいですね。

日常茶飯事で起きている交通事故を扱うのはもちろん

・当て逃げ

・ひき逃げ

これらの捜査も行います。

 

交通鑑識さんもいたり

逃げ得を許さないという鬼のような捜査員がいます。

 

 

う~ん、特にこれ以上語ることがないですね(笑)

 

なので、交通事故を起こした際のアドバイスを。

 

 

●相手がケガをしなかった交通事故の場合。

 

これ、地味にあるんですが

自転車の学生さんや

徒歩の学生さんが急に飛び出してきて

ブレーキを掛けたものの、少しだけ当たってしまった。

 

「大丈夫かい!?」

「す、すみません。大丈夫なので!すいませんでした~」

 

とまぁ、謝りながら元気そうに走り去る学生。

 

「まぁ、車も傷付いてないし・・・相手もケガなかったからいっか」

 

とそのまま立ち去ると

この後、最悪ひき逃げ犯として検挙されます<汗

 

学生さんは気が動転してその場を去ろうとします。

特に、飛び出してきた学生さんが悪い場合は特にです。(重要)

 

そして、ちゃっかりケガをしています。

擦り傷や打ち身などですね。

これで人身事故となります。

そして学生さんは親に話をします。

親は不安になって警察に相談します。

 

事故の届け出をしていないことが判明するので

ひき逃げ扱いとして捜査されます。

 

これは災難としか言いようがないです。<汗

 

なので、相手が学生の場合は

ケガがなくても警察を呼んだ方がベターです。

そこではっきりとただの事故として処理された方が

あとあとひき逃げ犯として追われる最悪のパターンを

考えれば、何倍もマシです。

 

当て逃げもそうですね。

 

小さな事故で犯罪者扱いされるのもバカらしいです。

そして、当て逃げされたという申告は

実は滅茶苦茶よく受けます。

 

「小さい傷だし、警察は呼ばないだろう」

 

という傷でも、警察を呼びますし

呼ばれれば捜査して、周辺カメラを見たら

ナンバープレートを解析して

お家にお邪魔します。

 

 

 

 

いかがでしょうか。

交通課の皆さんは職人の様な人が多いです。

刑事課よりは人格者も多いですし

性格が優しい人が特に多いです(笑)

 

それでは、本日はここまで。

 

白バイ隊員のイラスト(サングラス)