こんなときって110番?

警察に通報するときってどんな時?のHOW TOブログ

                   これって110番すべきことかな? 警察に相談するときって、どうすればいいの? そんな時の参考になればなと思います。

伊藤健太郎さん、ひき逃げで逮捕

テレビもネットニュースも

この事件でいっぱいですね。

 

今を時めく俳優さんだけに

ショックも影響も計り知れませんね。

 

 

さて、ひき逃げが悪いのは

誰がどう見てもわかりますが

ひき逃げの現場を見てしまった時

取るべき行為はどうすればいいのかを

今回はお話したいと思います。

 

 

◇ひき逃げを目撃した!?

 

交通事故を見かけるなんてあまりない・・・

とはいいつつも

事故は日常茶飯事で発生しています。

 

いつ目撃者になるか

正直分かりません。

 

「あ!」

 

と目の前で事故を見かけたら

まずどう行動するでしょうか。

 

 

1.まずはとにかく安全確認

 

これは自分のですね。

道路上で目の前に事故となれば

まずは車を止めないといけません。

 

しかし不用意に車を止めてしまうと

後続車にぶつかられて二次事故が発生するかもしれません。

 

慌てて車外に出るのも論外ですね。

後続車にひかれる可能性があります。

 

事故を目撃すれば

まずは安全な場所に車を止めます。

後続車がいなければ

ハザードをつけて端に停めましょう。

 

 

2.人命を優先する

 

安全を確保したら

ケガ人がいないかを見に行ってください。

 

ここで通報を優先すべきとの

意見もありますが

通報してても情報を求められるので

まずはケガ人がいないか見てください。

 

ケガ人がいる

もしくは意識を失って人が倒れている。

 

この場合は即刻

119番通報救急車を呼んでください。

 

通報の優先順位ですが

ケガ人がいる場合はとにかく救急車です。

 

交通事故は警察へ通報するものですが

ケガ人がいれば

救急車を優先してください。

 

■ここでワンポイント

 

「ケガ人は動かしちゃダメ?」

 

凄い出血や骨折の疑いがあるけが人は

無理に動かしちゃダメ

これは常識ですよね。

 

ただ、道路上にそのまま

ケガ人を置いてて大丈夫なのか?

という問題もあります。

 

交通量が多く

二次事故の恐れがある場合は特に

難しい問題です。

 

なので、まずは可能な限り

安全確保として

車をバリケード代わりにしたり

人垣を作って安全を確保しましょう。

 

しかしそれができない状況もあります。

 

その時は、必要と判断して

ケガ人を移動させてください。

 

まぁ、この辺りは

119通報時にアドバイスをもらえます。

判断に迷えば

周りの状況をとにかく伝えて

指示を仰いでください。

 

 

3.可能な限りの犯人の証拠を

 

事故を見かけた際

普通は事故を起こした運転手も

現場にいるはずです。

 

しかし、今回のように

逃げ去ってしまう人もいるのが現状です。

 

ただ、もし現場にあなたしかいなかったら

まずは人命優先です。

 

ここはお願いいたします。

 

しかし、他にも人がいて

ケガ人を任せられる場合

逃げ去る犯人をそのまま見過ごすのは

悔しいですよね。

 

まずはスマホ・携帯で撮影を試みてください。

 

ナンバープレートが写っていれば

ほぼ犯人の特定は可能です。

 

ナンバープレートが写っていなくとも

車種、色などの情報があれば

かなり大きいです。

 

 

ちなみに今回のケースのように

車で追いかけるのはどうでしょうか?

 

正直言えば、おすすめはできません。

 

70代の男性運転手が

追いかけたとのことですが

相手は事故を起こしたばかりの

気が動転した人間の運転車です。

 

しかも車で追いかけるというのは

運転テクニックを相当求められます。

 

犯人を追いかけて

また別の誰かをひくなんて

そんな悲劇は絶対に避けなければなりません。

 

まぁしかし

今回は見事に説得しているので

すごいです。

 

ひき逃げは絶対に逃げきれません。

 

車を購入する際に

しつこいほど保有者登録をしていますし

ぶつかれば微量ながら痕跡が残ります。

 

そして防犯カメラはもちろん

車載カメラが増えた昨今

映像証拠も豊富にあります。

 

交通事故は気を付けていても

起こってしまうものです。

 

その際に、逃げるというのは

ただ必要以上に罪を重くするだけの

無意味な行為です。

 

気が動転していたなら

なおさら運転してはいけません。

 

分からないなりにも

相手のケガの有無と110番通報をしましょう。

 

それが運転する人の義務です。

 

「深夜の交差点を走り去る自動車」の写真