こんなときって110番?

警察に通報するときってどんな時?のHOW TOブログ

                   これって110番すべきことかな? 警察に相談するときって、どうすればいいの? そんな時の参考になればなと思います。

警察学校ってどんなところ?

 

 

はい、今回はちょっと違うテーマです。

 

警察学校ってどんなところかな?

 

このブログでは

110番をテーマに扱っていますが

同時に、警察が何をしてくれるのか

どんなことをしてくれるかも

合わせて説明しています。

 

自分の現役時代の経験を基に

書いているので、もしかすると

警察官を目指す人も読んでくれていたらなと

思っています。

 

しかし、最近のニュースで

40代警部補自殺という

働き盛りなのに自ら死を選ぶという

恐ろしいニュースを見れば

「警察はやはりパワハラが多いのか」

と思ってしまいますよね。

 

しかし、肝心の採用説明会では

その辺りを詳しくは説明してくれません。

 

まぁ・・・パワハラはないよと採用人事は言いますが

現場では、優しい上司でいれないという

ジレンマがあるのも事実です。

 

実際の現場はどうなのか

そして、交番のお巡りさんと

刑事さんや交通課のお巡りさんなど

仕事別によって、どんな辛いことがあるのか。

 

あくまでも私の経験、現役時代に聞いた話

それらを基にお話しさせていただきます。

 

辛いで有名な警察学校は?

 

警察学校

最近ではドラマの『教場(きょうじょう)』が

キムタク主演で話題となりましたね。

 

こんなこと言っては何ですが

実は見ていません・・・汗。

 

刑事ドラマは見るんですが

警察学校が舞台のドラマと言われると

恐らく警察官は全員、嫌な顔をするのでは・・・。

 

それくらい、正直いい思い出はありません。

 

まぁ、普通の学校ではないので・・・。

学んだことのない法律の授業に

ただ敬礼を延々とする授業

そして体力錬成・・・・。

 

まぁ、勉強と訓練がきつい、というのは

一般の方でも想像しやすいと思います。

 

ただ、警察学校で同期からも

何が一番きついのかとあげるのであれば

『安息』の無さです。

 

起きる時間も、掃除の時間も

準備の時間も、すべて事細かく決められています。

そして、そのすべてが監視されていると思ってください。

 

教官に監視されている・・・だけではありません。

警察学校の先輩方。

そして、皆様ご存知の

学校にある委員会も、警察学校にございます。

 

名前はぼやかしますが

生活指導の委員もございまして

早い話、規律を違反していないかどうかを

監視されます。

 

違反が見つかれば

教官へ報告し、反省文・・・。

反省文だけと聞くと

良くあるペナルティに聞こえますが

教官室へ自ら謝罪に行き

反省の気持ちを述べること数日間で

ようやく反省文に取り掛かれます。

 

違反の重さによっては一週間かかります。

その間、謝罪に行く時間は

全て自分の時間を削っていかなければなりません。

 

風呂も食事もとれず

同期が、忙しく働く教官を追いかけて

謝罪し続ける姿を見るのは

初めて見ると驚愕ものですよね。

 

そのうち当たり前の光景になります。

 

さて、じゃあ大きな失敗をせず

規律を守れば大丈夫・・・と思った方は

そんなに甘くないと言わせていただきます。

 

警察学校、大学卒業の方はは6か月間

高校卒業の方は10か月間ですが

その間に、テストが毎月ございます。

恐ろしい月は毎週テストがあります。

 

筆記テストはもちろん、実技テスト

体力テストと、ミスが許されない場面が

怒涛に押し寄せます。

 

そのすべてをミスなく優秀な成績で超えれる方は

本当に少ないです。

 

少ないうえに、優秀であればあるほど

学生代表の総代など責任ある立場に選ばれ

他の学生よりも仕事が増えます。

 

 

まぁ、軽く書いても

「え?この人、愚痴ばっかり書いてない?」

と思われるほど

安息がないのです。

 

毎日の授業が緊張の連続で

一つのミスが自分への、そして同学級の

同期達へのペナルティとなるのです。

 

返事が小さくて腕立ては当たり前。

 

忘れ物した同期は立たされて

他の同期がスクワット。

 

立たされている間は

超至近距離での教官からの怒号。

 

「土日は休みなんですよね?」

 

休みですが警察学校の寮が家です。

自習時間と称して学級での自主練は

土日でもありますし、教官方は休みですが

学生たちは休んだ気にならないですよね?

 

まぁ、慣れたら慣れちゃうんですけどね。

 

警察学校は、現役警察官全員が

苦い思い出を必ず持っているので

辛いと言えば辛いです。

 

しかし、変な話、辞めやすい環境ではあります。

 

思っていた環境と違う

この道を進んでいいのだろうか。

 

モチベーションがなければ

乗り越えられない試練なだけに

この試練を乗り越えても意味がないと感じれば

あっさりと辞めることもできます。

 

職場でよくある引き止めがないので。

すんなりと辞めることができます。

再スタートするにも早い方がいいですしね。

 

さて、警察学校のイメージは

こんな感じなのですが

少しは伝わりましたでしょうか?

 

次回は現役警察官について

お話したいと思います。